観劇:スポットライト・ガール
Jun 6, 2019
劇団綺畸「スポットライト・ガール」観た。やられた。引き込まれた。
私が好きなノンフィクション本と設定が似ていて、これを舞台で観れるなんてやったぜ、という気持ちになった。そこがまず俺得だった。
それぞれのエゴ、意図、愛、無力感、過大に表現されるのではなく、そこにあった。だから真実。信じられた。
ここまですばらしいものを作るか。無料で。
小石に蹴躓くようなエラーや、演出として統合しきれていなさそうな部分はあった。
なんのその。
巨大な興味深さの前に吹き飛んでいく。
そもそも好きな設定だ、ということでかなりバイアスはかかるが、それを抜きにしても興味深いものだったんじゃないかと思う。
「部屋」が見えたり。葛藤が見えたり。おいおいこれどうなるんだ、と先が気になり続けたり。
いいものを観た。
自分も自分の生活をがんばろうと思った。
誰かに救われてきたし、自分だってがんばってきた。これからもそうだ。
今日もいい日であった。
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