終演しました:コウカイする男。

Nov 15, 2023

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終演し、クラウドファンディングも終了。リターン作成などが残っているものの、終わった感がある。

振り返る。

出演決定

オファーをもらった時、驚きとうれしさがあった。またPlatformの本公演に出たい、と思っていた。そしてすぐ、俺でいいのか、うまくやれるか、と不安になった。すぐに会話する機会をもらい、やれなくはなさそうだと思った。

他のさまざまなあれこれの予定を調整し、やるぞ、と思った。

稽古序盤

さあ稽古だ、というところで、他の現場がいっぱいあり、とても大変だった。「楽しむ」という気持ちがなく、駆け抜ける・やり過ごすを繰り返して生活していた。

でも、稽古に来てみるといい人ばかり。

初めましての人も多数いたけど、すごく敬意を表してもらえるし、なんだかこれからが楽しみになった。

稽古中盤

悩む。

ポジションとしては、公演後半のロングシーンに立ち向かう主演陣をサポートしなければならない。ストーリーに必要な要素、プロットを投げ込み、主演陣を動かしていかねばならない。

でもそれができない。

まず、今どういうストーリーになっているのかが把握できない。なんだか楽しそう、大変そう、辛そう、ということはわかるのだが、これからどうなったらおもしろそうかという閃きがない。

そんなこと気にしなくてもいいのかもしれないが(そして、終盤ではそれは気にしなくていいと言われるのだが)、ストーリーの方向性を把握して乗っかっていくぐらいはやりたい。でも方向性が全くわからない。

集中力を欠き、「俺はいないほうがいいんじゃないかモード」をしばらく経験することになる。ただ、どこかでは「そんなことはない。何かしらで貢献する未来が待っている」と信じることにしていたので、なんとか持ちこたえることができた。

そして同時に「自分でぜんぶやろうとしない」「わかっているふりをしない」というアドバイスを各方面からいただいたので、その精神で稽古に臨んだ。

するとブレイクスルーが起きた。

稽古終盤

通し稽古での、ふとしたシーンであるが、自分が素直に、今ここにある場に関わることができた。稽古場では爆笑が起きた。失敗している様を、Vulnerableであることをそのままオープンにすることができた。

そこから毎回ではないが、素直に、今ここにある場に関われる頻度が上がっていった。

導いてくれた、素直にさせてくれた環境を作ってくれた周りに感謝。ガチガチに緊張してたら、おそらく到達できなかった。

もっとストーリーを、とは思うけど、何かしらで貢献する未来が来たし、「そのままで居て」と言われたし、それでよし!

本番

最初の5ステージは見てるだけ。

見てて「すごいなあ。この芝居、出たいなあ」などと他人事のように思っていた。出るんだよ。

俺が出ることによって台無しにならないだろうか? と怖くなることも何度もあったが、「何かしらで貢献できる未来が待っている」と思うことにした。

6ステージが始まり、あっという間に10ステージまで終わる。

結果、どうだったのかはわからない。自分の評価は自分でできない。でもたぶん、いい芝居ができたと思う。

6ステージ「けむの島」

メンコダンスとご当地キャラの提案ができたのが良かった。

5ステージまでの宴のシーンを見ていて、双子が本当に可愛いなあと。愛される、みんなが好きになる。このポジションに俺が行くとなると、さあ、そのタレントはあるか? などと思う。同じ軸で張り合えば必ず負けるので、自分ができることをやろうと。持っているものをそのまま全て出し、俺は俺としてやる、と決めてやれた。危機感からの開き直りが、いいダンスを生み出したように思う。

ロングシーンではストーリーの理解が不十分のまま提案して周りを困らせたようにも思うが、そんな中でも話を紡いでいく周りに本当に助けられた。すごい。

7ステージ「新人類の島」

ロングシーンで素直に「わからない」を出せた。Vulnerableを出せた。だからこそ舞台上で自由になれたように思う。

アイに対して告白して見事に意味不明になれたのがうれしかった。ひとっつも響いてない告白ができた。

8ステージ「日本一の島」

中野直重、渾身のクズ男ができました。お客様からも「ドクズ」という言葉をいただきました。ブーイングされる、マエストロで1点を出せる、そんな芝居ができたのではないかと思います。

9ステージ「トイレの島」

ファンアートまでいただいたトイレダンスができたのは良かった。ファンアート本当にうれしかったです。

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グフトクとすごくコミュニケーションを舞台上で取れたのが良かったと思う。伝染病の話はもっと前で出しても良かったと思いつつ、出すと決めたらかなりエコノミカルに出せた(当社比。もっともっとエコノミカルになれるけど)。

10ステージ「断髪式の島」

意味不明の島の風習を出せたのは自分的にエライと思う。ポラリスに理解されなかったがw 

そこにもっとこだわっても良かったかなと思いつつも、幽霊として存在し続けられたのは楽しかった。執着があっても諦めてしまうスバルと、何が何でも諦めないポラリスという差が好きだった。

ほんと、超今さらだけど、せっかくエックスの体を乗っ取ったんなら、嘘でもいいからエックスのふりをして、当てつけでポラリスと仲直りして超楽しく過ごして船に戻れば良かった。システム的に無理だが、まあそこは後でなんとかなっただろう。

後からなら思いつくオモローがある。

課題

ストーリー。そしてキャラクターの維持。早口。この3点かなあ。

たぶん、すぐ直せるのが早口。
自信のなさが早口に表れてしまっている。
大丈夫、みんな聞いてくれてる。

クラウドファンディング

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第一目標額200万円、第二目標額250万円を突破し、274万2000円ものご支援を頂けたのはとてもうれしく、ありがたく、恐れ多いことだと思います。

そして私を名指しでグッズを買っていただいたり、台本も落札いただきました。

半ば強引にお願いしたところもあったと思います。すいません。

ただ、クラウドファンディングをやっていることを知らせなくても「何か支援できないのか、寄付の窓口はないのか」と問い合わせもあったし、応援の言葉を添えて支援いただいたことも多数ありました。

私という人間にお金を払っていただいている、そのありがたさ、うれしさ、恐れ多さを改めて感じました。すごいことやってるでしょ、と思いつつも、他人が価値を認めてくれるというのは本当に力になります。ありがとうございました。ありがとうございましたしか言えませんがありがとうございました。

終えてみて

仕事に生活に追われております。

終演した瞬間から仕事は急激に忙しくなるし、他の演劇の案件も混んできたし、実家でもなかなか慌ただしい出来事があったり。

燃え尽きてます。燃え尽きてるけど動いてる感じ。

ちゃんと休まないと。でも、ちゃんと燃え尽きることができて、よかったなあ。

ご覧いただき、応援いただき、気にしていただき、本当にありがとうございました。

もう芝居ムリかも、と一度も思わない現場はないです。今回も思いました。でも、終わってみて、まだやれる、と思いました。

今後とも中野直重をご贔屓に。

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