「シュウマツの予定」本番に向けて

Apr 20, 2019

フライヤー画像

(写真は稽古場でのもの。世界で二人生き残って、錯乱し、もう一人に「おまえのせいでこうなった!」と言う様)

4/30から本番。
この記事では観てもらうために、私のやる芝居に興味を持ってもらうことを目的としてます。

見どころについては過去ブログについて書きました。
そこからリンクして、詳しい仕組み説明も見れます。

過去ブログ:「シュウマツの予定」中野的見どころ

今回は、作っていて感じる感触・意気込みを書きます。

芝居の終盤では「人類でたった二人、この世に残った」という芝居を、しかも即興でやる。当然のことながら人類で二人残った経験はない。
二人残ったらどうするだろう、というシミュレーションをするしかない。
そして、ちゃんとその場に生きて、反応するしかない。

シミュレーションには、シミュレーションをどれだけのパターン、どれだけの深さでやれたか、というのが重要。
その場に生きる、ためにはどうすればいいだろう。当日の精神状態も超重要。そして、舞台上で「生きた」経験がどれだけあるか、その実感をどれだけ重ねたかが問われる。

極限状態で、即興で、それをエンターテインメントでやるという。
書いてみると超難易度高くて逃げ出したくなる。
ほんとうにおもしろいのか。

ただ稽古をしてみると、難易度が高いことは高いのだが、ぜったい達成不可能なことに挑んでいる気はしない。
たぶん一人では達成できなくて、みんなでやるという安心感、悪く言ってしまえば責任の曖昧さ、信頼感、そんなものが引き上げてくれてる。
コンセプトや世界観のある即興(コンセプトインプロという)の専門家たちであるPlatformのノウハウが基盤となり、我々で特別な芝居を作り上げます。

意気込みでいうと、いい芸術をお見せしたい。
自分の中での芸術の定義は、以下の3つを達成すること。

・新しい(少なくとも自分が飽きたものは除外)
・重要である(どうでもいいことではない)
・自分のエゴや欲が現れている

新しさで言えば、私は長尺の即興をやったことがないし、コンセプト・世界観のある長尺即興を見たこともない。
重要さで言えば、私は即興芝居そのものを自分の重要な要素であると位置付けているし、役も「今週末で人類が消える」「二人だけ生き残ってしまった」上で、ひとりの人間としてどうするのか、という重要さがある。
そして、自分として、エゴや欲を表さないことには、おもしろいものにはならない。体のいい演技をしたところでつまらない。このテーマで即興をするからには、私のエゴは必ず出ます。

劇団だるい・正直者達でもエゴまみれのものをやらせてもらいました。脚本・演出にすべてぶつけました。
今回は即興的に嘘のつきようのない自分のエゴが見れます。

私の芸術を、どうぞご覧ください。

フライヤー画像

Platform第14回公演「シュウマツの予定。」
2019年4月30日(火)〜5月7日(火)全13st
上野ストアハウス

ご予約はこちら

【ストーリー】
「神の手」と呼ばれる世界的マジシャン、
馬場翔太郎は予告した。
「来週のショーでは世界中の人々を綺麗さっぱり消してみせましょう、永久に。」
演出?ジョーク?テロ予告?
様々な憶測が飛び交うなか
人々は最後かもしれない週末をむかえる。

そして約束の日、人類は消え去った。
その2人だけを残して。

【出演者】
◎シングルキャスト
小暮美幸(劇団だるま座)
住吉美紅(Platform)
戸草内淳基(Platform)
柴田和人(Platform)

早さきえこ、斉藤慎介、三浦麻理恵
石巻遥菜、五月女泉、櫻井美賛子(以上、Platform)

日向大祐(Theatrical Magic Project)

ミュージシャン 村田貴章(Platform)

声の出演 小原敬生(Platform)

◎ダブルキャスト
〈Aceチーム〉
五代あたる、出店菜生、江森一樹(以上、Platform)
植野龍二(うえくろ)、進藤恵太、中野直重(中野直重興業)

〈Jokerチーム〉
石戸貞義、小林真人(以上、Platform)
青木紫水、稲垣杏橘(座・シトラス/オセチ・オ・セッチ)、残間統、ひろせなおや

【タイムスケジュール】
※受付開始は60分前、開場は30分前です。
※上演時間は2時間を予定。途中休憩あり。
※A→Aceチーム J→Jokerーチーム

中野はAceチームです。

4/30(火) 19:30🍺A
5/1(水) 19:30📸J
5/2(木) 14:00🅿️ / 19:30A
5/3(金祝)13:00A/ 19:00J
5/4(土) 13:00A / 19:00A
5/5(日) 13:00J / 19:00J
5/6(月祝) 13:00J/ 19:00A
5/7(火) 13:00👏J

※🍺→お客様参加打ち上げ開催
※🅿️→PlatformメンバーverSP回
※📸→本編写真撮影OKデー
※👏→千秋楽全キャスト集合カーテンコール

【会場】
上野ストアハウス
(JR「上野駅」入谷口より徒歩8分)
(東京メトロ「入谷駅」1番出口より徒歩5分)
東京都台東区北上野1-6-11 NORDビル B1

【料金】
※割引併用不可
前売 4000円 当日 4300円

ペア割 7600円
学割 3700円※要学生証
キッズ割(中学生以下)1500円
はじめて割 3500円※本公演初観劇の方限定
カムバック割 3500円※かつて本公演を見たことがある方で、第10回公演「めくる、くる、くる。」以降の本公演を見ていない方限定

ーーーー早期予約特典ーーーー
3/31までのお申し込みの方は
一般の方より先に入場する事ができる
「優先入場権」プレゼント
ーーーーーーーーーーーーーー

☆特典付きチケット +3000円☆
→お好きな役者からのメッセージ付きでかブロマイドプレゼント
※4/23(火)23:59申し込み締切、料金事前振込となります。
※複数同時購入も可能です。
※ご予約の際備考欄にご希望の役者名をお書きください。

♪リピート特典♪
受付での半券提示で限定グッズプレゼント!
グッズプレゼントがもらえるリピート回数&内容
2回→お礼動画付リピーターカード
3回→オリジナル缶バッチ
5回→梟月村〜雁の章〜DVD
7回→オリジナルフォトブック
10回→全キャストサイン入り集合写真
13回→本編小道具!

【スタッフ】
照明 田中稔彦(ひとにまかせて)
音響 岡田 悠
サンプラー 三浦麻理恵(Platform)
ミュージシャン 村田貴章(Platform)
舞台監督・美術 小林朝紀(Y’s factory)
アドバイザー工藤沙緒梨(カプセル兵団)
演出助手 宮嶋野乃花(Platform)、五月女泉(Platform)
フライヤー撮影 辻周典(Platform)
Platformスタッフ 嶋拓哉 畑野芳正
制作 干場明日美(Platform/東京オレンジ)、会原実希(Platform)
広報 石巻遥菜(Platform)
運営 小原敬生(Platform)
構成演出 住吉美紅(Platform)

公演特設ページ http://plafo.info/next/syuumatu
最新情報twitter @impro_plafo
お問合せ mail@plafo.info