「シュウマツの予定」中野的見どころ

Apr 13, 2019

中野宣伝画像

弁護士役です。
ちゃんとこういうキャラクタービジュアルを作るという、発信力がすごい団体にいるなあと思います。

さて今日はゴールデンウィークに出演する即興芝居について、見所解説をします。

マジック

マジシャンが出ます。「マジシャンが今週末に人類を消すと予告する」というシチュエーションです。
本物のマジシャン、マジのマジシャン(あっ)が出演し、マジのマジック(ああっ)を披露します。
稽古でも見るのですが、何回見てもびっくりする。
これは一見の価値ありです。

構成

今週末に人類がみんな消えるとしたら、どう過ごすか? という状態で即興をやります。
さまざまな立場の人がいます。

さまざまな立場を端的に表現したTweet

「男子高校生/主婦/会社員/デリヘル嬢/女子高生/刑事/スロット中毒大学生/カフェアルバイト/写真家/宗教家/OL/会社社長/内科医/弁護士/ミュージシャン/ホスト/ホームレス/おっとり老婆/イケイケ老婆/知的障害者/ピュア組合員」

組合員? 労働組合の人?
おそらく「構成員」とか「組員」とか言いたかったのだろうと思います。いわゆるヤクザ役が出ます。
合計13名が3名または4名ランダムに選出され、シーンを作ります。
突然選ばれるので、正直いって準備する間はありません。
なので「こういうときはこうすればいい」みたいなHow Toよりも「俺はいま即興できるぜ」みたいな状態(To Be)をいかに維持できるかが問題になってきます。
それは、当日のコンディションにも大きく影響するし、今までの蓄積にも大きく影響します(だから稽古が大量に必要)。
なので、中野の日頃の行いが出ます。

構成解説

長尺即興

各シーン、10分以上あります。
短い即興、長い即興それぞれに性質はありますが、長い即興になると「途中で飽きる」可能性が高くなります。
そうならないように、常に興味深くしないといけない。
でも、「常に興味深くしよう」「そのためにはどうすれば」と焦りがあると、途端に興味深くなくなる。
いかに、そのままの自分で、そのままの役で、そして時にドラマチックに居られるかが勝負になります。
これは自分としても非常に難易度が高い。
「おもしろいことやらないと」「つまんないことは避けないと」と常に考えるので、まったくそのままの自分で居られない。
正直、稽古始まって1ヶ月、まったく納得のいく状態になれてない。
光る瞬間はいくつもあったのだけど、打率1割というところ。
エンターテイナーとして良いものを作るという意識と、「他人に良く見られたい」「自分の汚いところは隠したい」という気持ちと、「そのままの俺がいちばん面白い」という自信とのバランス。
一朝一夕ではできない。
なので、中野の日頃の行いが出ます。

あえて出ない選択

即興でやるので、出番の量が変わります。
私は目立ちたがり屋です。より多くの時間ステージにいて、より多くの注目を集め、より多くの賞賛を得たい。
ただ、それをやることによってシーンを壊してしまってはしょうがない。価値を下げることになる。
なので、自分不要でシーンが成立するのであれば、「出ない」ことがもっとも貢献になる。
これは「どうせ自分なんて居ても邪魔なだけだし、消えたほうがよい」という気持ちとは大きく違う。
自分が自信を持って、このシーンは自分がいないほうがより面白いと思えるのであれば、「出ない」ことが最高の演劇を作る「演出」となる。
「どうせ自分なんて、、、」というマインドで居ると、必要な時に出られないという悲しい状態になるので、これは心持ちがまったく違う。これもやりがちなので注意。
いかに自分に自信を持ち、かつ、心の底から他人を思いやれるか。人間性が試される。
なので、中野の日頃の行いが出ます。

まとめ

わざわざ強調したのでアレですが、中野の日頃の行いが見所です。
ハードルを上げているような気もしますが、ぜひ私のそのままを見てください。

フライヤー画像

Platform第14回公演「シュウマツの予定。」
2019年4月30日(火)〜5月7日(火)全13st
上野ストアハウス

ご予約はこちら

【ストーリー】
「神の手」と呼ばれる世界的マジシャン、
馬場翔太郎は予告した。
「来週のショーでは世界中の人々を綺麗さっぱり消してみせましょう、永久に。」
演出?ジョーク?テロ予告?
様々な憶測が飛び交うなか
人々は最後かもしれない週末をむかえる。

そして約束の日、人類は消え去った。
その2人だけを残して。

【出演者】
◎シングルキャスト
小暮美幸(劇団だるま座)
住吉美紅(Platform)
戸草内淳基(Platform)
柴田和人(Platform)

早さきえこ、斉藤慎介、三浦麻理恵
石巻遥菜、五月女泉、櫻井美賛子(以上、Platform)

日向大祐(Theatrical Magic Project)

ミュージシャン 村田貴章(Platform)

声の出演 小原敬生(Platform)

◎ダブルキャスト
〈Aceチーム〉
五代あたる、出店菜生、江森一樹(以上、Platform)
植野龍二(うえくろ)、進藤恵太、中野直重(中野直重興業)

〈Jokerチーム〉
石戸貞義、小林真人(以上、Platform)
青木紫水、稲垣杏橘(座・シトラス/オセチ・オ・セッチ)、残間統、ひろせなおや

【タイムスケジュール】
※受付開始は60分前、開場は30分前です。
※上演時間は2時間を予定。途中休憩あり。
※A→Aceチーム J→Jokerーチーム

中野はAceチームです。

4/30(火) 19:30🍺A
5/1(水) 19:30📸J
5/2(木) 14:00🅿️ / 19:30A
5/3(金祝)13:00A/ 19:00J
5/4(土) 13:00A / 19:00A
5/5(日) 13:00J / 19:00J
5/6(月祝) 13:00J/ 19:00A
5/7(火) 13:00👏J

※🍺→お客様参加打ち上げ開催
※🅿️→PlatformメンバーverSP回
※📸→本編写真撮影OKデー
※👏→千秋楽全キャスト集合カーテンコール

【会場】
上野ストアハウス
(JR「上野駅」入谷口より徒歩8分)
(東京メトロ「入谷駅」1番出口より徒歩5分)
東京都台東区北上野1-6-11 NORDビル B1

【料金】
※割引併用不可
前売 4000円 当日 4300円

ペア割 7600円
学割 3700円※要学生証
キッズ割(中学生以下)1500円
はじめて割 3500円※本公演初観劇の方限定
カムバック割 3500円※かつて本公演を見たことがある方で、第10回公演「めくる、くる、くる。」以降の本公演を見ていない方限定

ーーーー早期予約特典ーーーー
3/31までのお申し込みの方は
一般の方より先に入場する事ができる
「優先入場権」プレゼント
ーーーーーーーーーーーーーー

☆特典付きチケット +3000円☆
→お好きな役者からのメッセージ付きでかブロマイドプレゼント
※4/23(火)23:59申し込み締切、料金事前振込となります。
※複数同時購入も可能です。
※ご予約の際備考欄にご希望の役者名をお書きください。

♪リピート特典♪
受付での半券提示で限定グッズプレゼント!
グッズプレゼントがもらえるリピート回数&内容
2回→お礼動画付リピーターカード
3回→オリジナル缶バッチ
5回→梟月村〜雁の章〜DVD
7回→オリジナルフォトブック
10回→全キャストサイン入り集合写真
13回→本編小道具!

【スタッフ】
照明 田中稔彦(ひとにまかせて)
音響 岡田 悠
サンプラー 三浦麻理恵(Platform)
ミュージシャン 村田貴章(Platform)
舞台監督・美術 小林朝紀(Y’s factory)
アドバイザー工藤沙緒梨(カプセル兵団)
演出助手 宮嶋野乃花(Platform)、五月女泉(Platform)
フライヤー撮影 辻周典(Platform)
Platformスタッフ 嶋拓哉 畑野芳正
制作 干場明日美(Platform/東京オレンジ)、会原実希(Platform)
広報 石巻遥菜(Platform)
運営 小原敬生(Platform)
構成演出 住吉美紅(Platform)

公演特設ページ http://plafo.info/next/syuumatu
最新情報twitter @impro_plafo
お問合せ mail@plafo.info