コミュニティフォーラム2019

Mar 16, 2019

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(画像はCRファクトリーより引用)

コミュニティフォーラム、出席してきた。

子育て、教育、幸福それぞれのテーマに対して、コミュニティという軸でプレゼンテーションとパネルディスカッションが挟まれる形式。

参加した総論としては、これまでもこれからも何らかのコミュニティに属する自分にとって、より楽で楽しいコミュニティへの関わり方、コミュニティの作り方への考えのヒントがもらえたように思う。

自分がやっている事業について、協力してくれる人、応援してくれる人はたくさんいる。
それぞれの応援してくれる動機を、ちゃんと見極めないと迷惑になるし自分も不幸になるなと思う。

中野がいいやつだから、と応援してくれる人に、演劇の文脈を延々と語っても有効でないことが多いだろう。
演劇の文脈がキーになっている人には、演劇以外のアプローチを使うことについては歓迎されないだろう。
取り組む社会課題に共感してくれる人については、そのターゲットが変わると応援する理由はないだろう。

当たり前のことだけど、なぜコミュニティがあって、そこに関わるのかというメインの理由を尊重しないことには成り立たないのだろうなと思った。
そして、そのメインの理由を、他者に理解できる形式でシェアするにはたいへんな苦労と手間が必要なケースが多いなと思った。
むしろ、苦労と手間をかけずにシェアした根本理由こそ疑ったほうがいいんじゃないかと思った。効率悪いけど、、、

コミュニティに関わるモデルとして、自分の中では3つのレイヤーがあるなと思った。 譲りたくないコアレイヤー。
外界とコミュニケーションするインタフェースレイヤー。
インタフェースとコアの間にある緩衝レイヤー。

人によってレイヤーの厚みが違うと思うし、厚さにもムラがあるんだろうと思う。
コアレイヤーと相反するコミュニティにはきっと参加しててもきついんだろうな。

ともかく、いい時間だった。
6時間のプログラムだけど、興味深く居られた。
人との関わりによって傷つき、嫌になることも老いにあるが、コミュニティが与えてくれる喜び、幸せっていうものはある。
それを定量的に見せてもらったり、いまどういう活動があるのか紹介があったり、これからどうしていくのかを見せてもらった。
今、何が課題なのかをもっとシェアしてもらってもよかったかなと思う。集合知が生まれやすい場だったと思うし。

帰りには、コミュニティ・エンパワメント・ラボの同期たちと飲みに行った。
社会人になってから「同期」という文脈が新たにできた。
久しく作っていなかったコミュニティ形態なので、かなりな新鮮味がある。

おそらく来年も行く。
そのときに自分はどうなってるかな。
いい報告ができるようにがんばろう(←すでにコミュニティの効果なんじゃないかこれ)

(追記)

上智大学の川西先生のNVC勉強会にも行けたし、病院でまさにコミュニティ(コミュニケーション)を業務に活用されている人とも会えたし、繋がりも増えてありがたいことだ。