終演しました:FIVECRANEGAME8周年記念公演
Sep 28, 2025
いつもながら長いです。ご興味ある方でも序盤2割ぐらいをオススメします。
さて、終演しました。
主宰・天丸さん、共演者やスタッフの皆様、お客様、本当にありがとうございました。おかげでまた関西で演劇の時間を持つことができました。
焦ったり、「やらなきゃ」と思考に入る時間が、無くはなかったけど気にならなかった。昨年よりも格段にラクに演じることができました。共演者を見るという点では反省点も残るものの、やりとりはできたと思います。あと、お客様とつながることはかなり意識してやった。そこは大スベリすることもなくやれたと思います(ネタが滑ったのはありましたが、滑ったことをちゃんと共有できたので合格!)。
反省点は大きく2つ。
共演者のために全力を投げ出すことはできていたか? 自分の安全な範囲での行動でしかなかったのではないか? まだまだ共演者のためにリスクを取る余地は大いに残っていると思いました。 即興演劇は自由ではあるものの、演出がやりたいことの理解が浅かった。完全に理解することは難しいものの、もっと解像度高く理解できたよなあ、と思います。
あと、お客様にもっと多く宣伝できたのでは? などと思います。毎回思いますが。必ず、「見てもらうための努力が足りていたか?」と自問します。毎回やるんなら学習しろという話ですが。
動画を見返してみると、思ったよりもウケてないところがあったりしてびっくりしました。演じている瞬間は大喝采を受けたと感じていました。なんて幸せな人なんでしょうね私は。鈍い人間だけが幸せなんだ、と岡本太郎さんの言葉がありましたが、私はその状態だったようです。まあでも、幸せでいいじゃないですか。そうじゃないと続かない。とはいえ、増長しかねないこの認知のズレを、私は持っているということは分かってないといけないなと思いました。
反省はこれぐらいにして、あとは幸せなことだけ考えよう。
俺の声が俺好みな時が2割ぐらいある。8割は「上擦ってて聞きづらいなあ」と思うが、時々、超かっこいい声が出てる時があって、良かった。ぬまちゃんに「なぜ」「なぜ」と詰められてる時の俺の声はかっこよかった。ぬまちゃんに引き出してもらいました。
お客様とのつながりも意識しました。演劇、特にインプロはお客様と一緒に作る感覚がとても重要だと思っています。どうすればお客様と繋がれるのか? お客様を引き込むような芝居をするのか。お客様に話しかける時間を増やすのか。私は後者寄りで、単純にお客様と「どうですか? 大丈夫ですか?」と気にし続けることができたんじゃないかなと思いました。
あと、即興音響デビューです。半分。半分、というのは、20曲程度のBGMを覚えて、シーンに合ったものを提案することは、まあできたかなと思います。が、効果音や、即興音響のチーフである仲村さんは200曲以上を覚えて即座に出せるし、出演しながらも舞台袖からケーブルを繋いで音を出していたので、全く比較にならないレベルではあります。だから半分じゃなく1割かな。でもよかった。1ステージを音響としてやらせてもらったというのはありがたい。やっちゃたなと思うところもありますが、「やればよかった」という後悔はほぼないので、アグレッシブにやれたのではないかと思います。機会をいただき、ありがとうございました。
だいぶ長くなって来ましたが、共演者への感謝の言葉と、各ステージの各論についてメモを残しておきます。こっからも長いです。
共演者への感謝
小野明日香さん(あすか)
立ってる。かっこいい。何もしなくても、少しの所作も、かっこいい。やっぱり身体なんやなあ。ステージタイガー、私が関東在住ということもあり拝見したことはないですが、かなり身体を重視する団体だそうで。身体。何もしなくてもかっこいいって、もう、すでに勝ってるじゃないですか。あと、捨て猫を多様して登場人物の反応の違いを炙り出そうとしたのは「頭いい!」と思いました。そして交流会でのお酒を飲むための準備も尊敬しました。真似します。
一明一人さん(いちめい)
面白い、への手順が短い! 私が3手・4手かかりそうな面白さを1手目で出すのがかっこ良すぎる。だからお客様の興味を惹き続ける。自分がおもしろいのもあるし、「記者会見」で主人公ぬまちゃんのコア技術「槍投げ」と「書道」を終盤で統合させるという最高のアシストをするあたり、かなわんなあと思います。
パーマーレオさん(レオ)
明るい。ぜったい楽しんでくれるという安心感がある。だからこそこっちも楽しむことに全力を出せる。安心してください。楽しみますよ。その保証は心強い。浜崎あゆみを絶対にあきらめない。絶対に話と関係ないとわかっているのに。だから信用できる。これで、インプロに触れ始めて1年弱というのだから驚き。しかも定期的に学ぶ場がない状態で。恐ろしい子。
鈴木聡之さん(すぅさん)
毎回、絶妙のパスを出していただいてます。今回は本当にパス、アシストに徹されたなと思いました。そして音楽は強いなあ。すぅさんが「ワンワードソング」の音頭を取った瞬間、ぜったい楽しくなるんだろうなという安心感がすごい。ところでギターはいくらしたのかが気になってます。本番でその話題になったけど明かされなかった。
ぬまたぬまこさん(ぬまちゃん)
習字のシーンはさすがだなと思いました。去年だったか、カエルといっしょのシーンでの自問自答のようなシーンを彷彿とさせました。人間の深みをそのまま出すようなモノローグ。かと思えば「拙者、何奴!」というありえないセリフもそのまま出したりして。そうか、そのまま出せる人なんだ。日本におけるインプロのリーダーになることはもはや明白なんじゃないかと思ってます。
菱川涼子さん(りょうちん)
勉強しつづける先輩。助けてもらってばかりではいけないと思いつつも、毎回、頼らせてもらっています。役者の取りまとめを一部任されるなど、信頼されている人だなあと思います。「記者会見」で投げ込んだ質問のセンスがよかったなあと思います。主人公ぬまちゃんの「槍投げをやるために諦めたことは何か」という質問が、人間の多面性を表す象徴的な部分を炙り出しました。
林真子さん(まこち)
おもしろかった。稽古で、二人でアレ(あの、ウン、)をやったとき「こういうのに躊躇なく入れる人なんだ」と思いました。万博のネルソンでの「重い女」へのチューニングが一瞬でよかったなあ。あと交流会で天丸さんのデートセンスに物言いをつけるあたりとか、みんながいちばんおもしろいポイントを、セオリーではなく自分のセンスで突いていくスピードのある人だなと思いました。
仲村鷹規さん
できる人に仕事が集まる。今年はIoriさんがずっと居てくれたので音響と照明ダブルオペという離れ業はなかったものの、音響と出演という離れ業は今年もありました。ありえない。即興音響の操作をしてみてわかりましたが、すさまじい蓄積とセンスと勇気と遊び心がなければ出せない。それを出演しながらやるという。この重責は良くないとも思いつつ、仲村さんだからいいかな、、、と思ってしまう(よくない)。あと、Picturesではアクティビティから入って自己紹介するというのが厚みがあってよかったなあ。
ピエールさん
今回、はじめて、同じ世界に居られた気がします。同じ景色が見えてるかはわかりませんが、同じ世界に居られたというのはおもしろい体験でした。私はそう感じましたし、ピエールからも「去年より格段に関わりやすくなった」と評価してもらったので勘違いでもないと思います。ありがたかったです。あと、芝居してるときの存在の輪郭がはっきりしていて、「何をやっても納得させられる」と思います。
新井聖美さん(きよみ)
発想と行動が大胆すぎて、というか感性が違いすぎて、何をやり出すのかが分からない。でもきっとおもしろいことをやってくれる。そう信じられるのでいっしょに演じるのが楽しい。筆頭は蛇遣いを何度も出してきたこと(文化イメージと合ってないのがまた良かった)。あと馬にも乗ってきてた。
あがぺる
即興スクリプトのすごさ。驚いた。こんな芝居できる人なんだ! と驚きました。沈黙を多様するような人ではなかった印象ですが、今年は雄弁な沈黙を見せてもらいました。沈黙のあとの価値ある一言が、また核心を突いた一言で、「そう、芝居って、豊かな芝居ってこれよ!」と思いました。
秋桜天丸さん(天丸)
今年もお世話になりました。呼んでいただき3年目。今回もすべての責任を一手に引き受けつつ、開場中・本番中のごくわずかな時間ではあるが誰かに任せてしまうというのが妙手だったと思います。今回も主役やったり最後に体を張って終わらせたり(ありがとうございますシャークとか)、頼りになるボスでした。
各ステージふりかえり
第1ステージ FIVECRANEGAME
プレイヤーはりょうちん、ぬまちゃん、ピエール、レオくん、私、そして天丸さん。
ゲームショー。ゲームを60分程度、ロングシーンを30分程度。 創立以来、続くシステムのようです。
自己紹介ドミノ
テーマは「好きなポーズ」 りょうちんの写真うつりの話があったので、大仏として入るのは天才的な思いつきだと思ったのに全く効果的な話にならなかったのが面白かった。自分の失敗を純度高く公開し、お客様と共有できたので良かったかなと思います。
私のポーズはパソドブレの開始ポーズ。ピエールがダンス部新入部員として入って来てくれた。ダンス部時代はあんまり成績も良くなく、後輩に教えることも少なかったので、そういう体験ができて良かった。
ペアでのゲーム
ぬまちゃんとレオくんはペーパーズ。 私とピエールはインタビュー。 天丸さんとりょうちんはPOV。
インタビューのテーマは「ごめんなさい。私が悪かった」。 謝る達人としてインタビューを受けました。 ピエールが素直な質問と当然のツッコミをしてくれるので、何を言っても成立する安心感があって良かった。 イチイチ謝る人という設定を自分に課すのも楽しかった。
即興ランクマッチ
ペット大好き度◯◯%のマダムのお茶会。 マダム感に翻弄されたけど楽しかった。 ぬまちゃんも数字に翻弄されていて面白かった。
最初と最後
最初の言葉は「インプロを関西で流行らせたい」。最後の言葉は「動物園」。 AI的な登場人物が出てきてぜんぜん違う世界観になった。終わらない感じになって来たのでぬまちゃんと俺が無理やり動物として登場して終了してもらった。 ぬまちゃんと「ここだ!」という気持ちが同調したのが良かった。
感情当て
当てるべき感情は「気持ち悪い」。 ご飯を茶碗に入れる、クッキーを食べる、をお客様にやってもらったところ、ぬまちゃんが当てた。すごい。よくわかったな。
スローモーション実況中継
感情当てで出番のなかったレオくんと天丸さん。テーマは「犬を洗う」。犬が逃げたところで終わらせるのが、きれいだった。
FIVECRANEGAME
お客様から頂いたキーワードを使った30分のシーン。
キーワードは六つ。「エロ本」「ホモサピエンス」「トマトラーメン」「書写山円教寺(ラストサムライの舞台だそうです)」「感情ジェットコースター」「私、あなたの犬になります」。
私がSM趣味の人を演じたこと。なぜその性癖になったのか、なぜ、なぜ、なぜ、なぜと繰り返され、魂の深いところを言語化できたように思います。Bookを手渡した天丸さん、ひたすら掘り下げてくれたぬまちゃんに感謝。ぬまちゃんは、たぶん、私ならその質問に耐えられるだろうと踏んでくれたんだと思うし、「なぜ」の一言は詰めるようなものではなく、安心できました。役としては詰めるような響きを表現しつつも、役者としては一緒に作る・助けるというメッセージを感じました。こういう声が出せるようになりたい。
ダイジェスト。
- 書写山円教寺。ぬまちゃんが一言目のセリフで名言を出す。「拙者、何奴!」。
- エロ本を見つかった兄
- 勝手口の男女
- ゴリラとバナナと人間と酒とトマトラーメンと論文
- 感情ジェットコースターと「私、あなたの犬になります」
- 手から血が止まらない人のラーメン食と「ごめんなさい。私が悪かった」
- 月見バーガーとバイト
- 人間の研究者の悲哀。
- フラれた人の足を揉む
- インプロを広めるロボット(?)
- 叩くこと、叩かれること、そうでないこと
- サメの水槽の掃除
- ありがとうございますシャーク
第2ステージ Two Long
即興音響デビュー。音響をやると本格的に決まったのは本番2日前。チャンスを与えてくれた天丸さんと仲村さんに感謝。厳選したBGM20曲程度を本番前日に共有いただく。すべて聞いて感覚をつかもうとするが、あたりまえだが音楽を体に染み込ませる時間としては圧倒的に足りない。なので工夫として曲の特徴と、使えそうな雰囲気のシーンをリストアップしたものを紙にメモ。本番はこれを見ながら、だいたいの曲調を思い出し、流した。一部、シーンとあっていない曲を流してしまったかもしれないと思うが、おおむねやり遂げられたのではないだろうか。
出演者は仲村さん、ピエール、あがぺる、まこち、明日香さん、きよみ、すぅさん、一明さん、天丸さん。
Pictures
場所は「万博」。
- インドネシア館で働くネルソン
- 文化の常識の違いで幸せになることもそうでないこともある
- 切れた電球を替えて35年のタナカ
- LEDが切ない
- 万博の掃除をしているヤマモト
- イタリア館でスタチューのバイトをしているロデ
- ピザをまわす
- 校外学習の現地集合で間違えて前の万博に来た、タニムラ
- しかも中盤で判明
感情あて
テーマは「うらやましい」。当てるのは仲村さん、まこち、きよみさん。 テーマ選定のとき、MC一明さんの根気と落ち着きがええなあ。自分が観客だったら、気を遣うことなく落ち着いていられそう。
No S
スシ飯のかたさについて。 ピエール、ピエール、ピエール(3連続。さすが)、仲村さん、まこち、すぅさん、ピエール×3(さすが)、あすか、まこち(おいひい、なのでセーフ)、あがぺる、あすか、きよみ。赤ちゃんが残って終わった。
記者会見
テーマは「市長となぜラブホに行ったのか」。 主役、シミズヒロシ。ミュージシャン。 人の人生だなあと思った。誰かに好かれて誰かに嫌われて、というか、けっこう嫌われて、救いだと信じてた人は、まあ、救いなんだけど理想の救いじゃなくて。
ダイジェスト。
- 記者会見が長い
- リトルヒロシ
- プロデューサー木村
- 炎上商法
- 市長先輩
- 一曲歌ってくれや。おめえのとびっきりでいいよ
- それがおまえのとびっきりかい
- そんなものなのかい
- すごい煽り
- 音響先行でいいシーンの変え方をできた、と思うことにする
- 売れたのは、誰のおかげか
- ダイヤモンド白石で結婚指輪
- あんなに応援してくれたのに、別れてない?
- コンプライアンスぶちこわせ
- 馬アレキサンドラのサイズは
- 侯爵夫人になった元ファン
- 助けに入ったリトルヒロシもよくわかってない(俺みたいだ)
- 七色に光る浴槽と照明
- リトルヒロシ「もう俺は出てこない」
- つなぐリトルヒロシ
- 「大事なトモダチですもの」「苦いです。ちょっと砂糖もらっていいですか」
- 最後は爆発とビートボックスとラップ
しかし、音響の煽り方とか、映像見返してもなかなかいいのでは・・・? よくやりました俺。
第3ステージ FIVECRANEGAME
第1ステージと同じく、ゲームショーとロングフォーム。 出演者はきよみさん、一明さん、すぅさん、まこち、レオくん、りょうちん、天丸さん、そして私。
(細かくは映像を見ながら振り返ります!)
第4ステージ Two Long
出演者は一明さん、レオくん、ぬまちゃん、明日香さん、りょうちん、すぅさん、仲村さん、私、そして天丸さん。
Pictures
テーマは「浜辺」。 お客様とも繋がれたし(物理、という教科をいただいた時とか)、シーンのバランスを考えて入れたのはよかったと思います。マラソンは強引でしたけど、「動きが欲しい」と感じて入れたのはよかった。いや、もっといい入り方があっただろうなとは思いますが。共演者やシーンに、もっともっと注意を払って、乗っかれたなと思います。自分が面白いことをやるのはいいけど、あとワンテンポ早く、共演者に集中を戻せたらよかったなと思います。
ダイジェスト。
- 変身
- ボーイハント
- ボランティアライフセーバー老人
- 拉致被害者家族
- 就職前の大学院生
- 捨て犬がずっと出てくる。
- カニがお客様にご来場の感謝を伝える。
- ターミネーター
- フネは沈まないはず
- 転生(と勝手に信じる)
感情当て
テーマは「やるせない」。 お客様の仕草がすごくよかった。一時的に舞台と観客席が逆転する現象。やりたくない人はやらないこともあって、とてもよかったと思う。演じることを強制するのはよろしくない。みんなで一緒に盛り上がれました。
No S
テーマは「ハムスターを飼うかどうか」。 ぬまちゃん脱落、明日香さん脱落。ぬまちゃん復活。すぐ脱落。明日香さん復活、すぐ脱落。ぬまちゃん復活。りょうちん脱落。一明さん脱落。私脱落。仲村さん脱落。一明さん復活。ぬまちゃん脱落。明日香さん復活。一明さん脱落。すぅさん脱落。レオ・明日香さん脱落。そして誰もいなくなった。
in/outが激しいと面白いなー。バランスがとてもよかった。
記者会見
みんなで協力してたなー。主人公、ぬまちゃんのスキルの高さが前提ではあるけれども、素晴らしいチーム感。
ダイジェスト。
- 槍投げ金メダル。オオヤマヨシオ。
- 浜崎あゆみを手放さないレオ。
- 鮎、ハムスター、書道、月に槍を刺す、選手控え室での暴言、同棲している彼氏、狩りが趣味
- コメリカとロビエト連邦(名前を揺らしてます)
- 主人公なのに暴言を吐く
- 投げた槍に載る(タオパイパイか)
- あっさりとした告白
- 暴言、器物損壊(川の向こうのガラス)。
- オオヤマ、警察に拘束。
- 月面のハムスター帝国。
- ロビエトによる勧誘。
- 独房を作ったぬまた氏の構成力はすごい
- 大して助ける実力もないのに助けに入る中野直重氏
- ボルシチシチシチ
- ずっと食ってる中野直重氏
- 謝罪の言葉を半紙にしたためて世界中に届ける
- ハケが遅い中野直重氏
- 謎のハムスターダンス
ワンワードソング
キーワードは「ダダンダンダダン」。 そういえば私が使ってしまったものだ。一明さんに「何も解決していない」と言われながらサムアップして去っていったやつ。拾ってもらえてうれしい。
ここだったか、天丸さんが「主役を決めたい」と言いたかったのだろうが「主役をかめたい」と言っていたのが面白かった。
第5ステージ 即興スクリプト「4つの扉」
天丸さんとあがぺるの2人だけ。
「豊かな芝居」とはこのことか、と思いました。沈黙が豊か。お客様との交流でできあがっていく作品。インプロはこの場にいる全員で楽しいことをしようという感じがするが、この作品は「この場にいる全員で芸術を作ろう」という試みをして、見事なものができた例であると思います。
すごい。
すごいですね。
他人事のような感想しか出てこない。まあ、出ていないので他人事ではあるんですが。スクリプトにこだわり、積み上げて作れるものか。そうかもしれない。けど難しいと思う。即興でないと到達できないものかと言われれば、厳密には違うかもしれないが、現実的にはそうなんだろうと思います。なので、「即興だからこそできた」作品と言っていいと思います。
いいものを見ました。あと、シーンの展開のたびに客席でうるさくてすいません。
第6ステージ 交流会
盛り上がりました。10周年想定の振り返りゲームや、シアターゲーム体験も盛り上がったし、宮古島のお通り体験もおもしろかった。
もっとも盛り上がったのは第5ステージ、即興スクリプトのふりかえり。微妙な距離感の男女で、あの手のつなぎ方(つなごうとした仕草)はどうなのかとか、あの雰囲気からデートにもんじゃ焼きを選んだりとか、まあ、多くの物言いが付きました。私も最初は「ああ、、、イタいな」などと思っていた側ですが、よくよく考えれば私だってイタい側でした。ということで天丸さんに加勢。女性とのうまい時間の過ごし方を知らない人たちの心の叫びを発しました。
おわりに
今までになく冷静にやれたし遊べました。前回は基本40点たまに95点みたいな感じかなと思いますが、今回は基本60点たまに80点みたいな感じかなと自己評価します。それができるようになったのはいいこと。ただ、リスク取って身を投げ出せているのかというのは、どうなんだろう。まずくなかった気もする。たぶん、いい方向に来ている。しかし、一方で、もうできなくなっているプレイもあるんだろうなあ。
何かで役に立っていきます。今後ともご贔屓に!
写真たち
毎回載せきれない。
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