劇団ダブルデック「2020ネンマツ?」に出ました

Aug 13, 2023

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ダブルデックに出ました。

8月、3本出演の1本目。

夢の話。夢は、持ってなきゃいけないですかね?

「なんでも、あなたがやりたいことが夢なんですよ」

って言われるけど、特にない場合もあるよね。

やりたいことが変わる場合もあるよね。

「お前の夢はどうした!」とか言って詰められると「いや、心変わりしたし、、、」とか言いたくなる。

それを不義理という場合もあるけど、心変わりは認めたい。

私の夢も、飼育員→パトレイバーの篠原重工の人たち→パトレイバーの整備員の榊さんかシゲさん→演劇家→発電系技術者→見失う→生物系研究者→見失う→なんかとにかくすごそうな人と友達になってたい→やっぱ演劇、みたいに変化している。

これからも変化するんだろう。

すべての芝居がそうなんですが、やっぱりダブルデックは「特別」感がすごい。

ほとんどが学生劇団の時の後輩。すごい能力の持ち主たち。

そんな人たちが「先輩出てくださいよ」と言ってくれるし、非常に手厚いサポートもしてくれるし、いっしょにやってくれるし。

その分だけは、なんとか返せたかな。

返せてないかもしれない。思い当るところはいくらでもある。

けど、いい芝居はできたんじゃないだろうか。

全力で、我を忘れるぐらい動いた。

曲が止まってシーンに入っても息切れが止まらない。

でも全力でセリフを出せた。

そして、ちょっと自分ですごいなと思ったのは、あの去り際。(観てない人には何のことかわからないと思うので、ぜひ配信を買ってね!)

わざとらしくなく、でも意図が分かって思わず笑っちゃうような、そんな去り方ができた。

これまでの芝居の積み重ね。台本の意味、舞台上での存在の仕方、これまでの演劇で培ってきたことを積み上げた演技ができたと思う。

それをやらせてくれたのは土台があったからで、この芝居を作ったすべての人に感謝申し上げたい。

アフタートークも、けっこうお客様と繋がれて、良かったんじゃないかと思っています。お聞きになった方の感想を聞かないとわからないですけど。演劇教育について、自分が納得できる言葉が出てきたのは自分でもうれしい。

ダブルデックに出られた。シアター風姿花伝に出られた。いろんな人に会えた。いい芝居ができた。

妻と、娘が見に来てくれた。

娘「おとうさんの女装がおもしろかった」

妻「芝居うまくなったね」

こんな幸せな夜はあるか。

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