受講しました:パティワークショップ第二期七回目
Dec 9, 2020
7回目受講。パティ・スタイルズ(Patti Stiles)のWS。
自分の芝居が納得いかなすぎて、振り返り記事も遅くなった。
自分の芝居が納得いかなすぎて寝れないという、いいんだか辛いんだかな状態。先日の #パティWS でやったやつ。WSだし失敗していいんだけど、納得いかないのはしょうがない。ウジウジしないほうがいいんだけど、納得いかないのはしょうがない。一度の失敗でこんなに落ち込むのにリスクなんて取れるのか
— 中野直重/ヤーゼ (@ya_ze_) December 8, 2020
まあこういう気分。
メニューと振り返り
導入
いつも通り、身の回りの人、先住民に敬意を表すところから始まる。
今回は黙祷の格好だけでなく、パティのセリフを自分の身近な人、祖先、祖霊に置き換えてやってみた。いいかもしれない。
これまでを思い出す
グループに分かれて、これまでにやったことをリストアップしていく。
自分は記事として毎回書いているので読めば思い出すが、読まずに思い出すのはけっこう大変だった。読まずに思い出そうとしてウーンとする時間も大切なのかもしれない。
Superhero
だいぶ遊べたように思う。もっと早く課題や解決を提案したい。練習なんだし、いいものが出なくてもいいのに、いいものを出そうとする。遊べたのでよい。
これまでにやったゲームは、「ツール」であるという。シーンで何かが足りていないと思えば、ツールを使ってエクササイズをしたり、シーンに投入してしまってよい。感情の爆発が必要だと思えば、It’s Tuesdayのツールを使えばよい。自分を磨けるようにゲームを渡したつもりだ、と。ほかにもPhysical Advancing、Tilt、Emotional Rollercoaster、Who’s scene、など。さまざまなゲームを学んでいるのにシーンに活かせていない人もいる。これまでに学んだことをpack in a suitcase and store upstairsにしちゃっている。これまで学んだことはseparate componentsではない。すべて、可能性の円や、feel free to try something に関わっている。
Mistake is the great teacher. Do not hide from the great teacher.
シーンとフィードバック
ひとつだけシーンをやり、それに対してパティがサイドコーチ、フィードバックしていく。
ここで自分がメインキャラクターとして芝居したのだが、全く納得いっていない。
なぜアイスを最後まで使わなかった。なぜ共演者をもっと見なかった(役柄上、ビデオOFFだったので、まあどうしようもないのだが、十分に注意を払えていなかったことを悔やんでいる)。ただ、途中で出てきた酒が「アルコール依存症」という社会問題とつながっていて、ストーリーの軸になっていた、と言われてなるほどと思った。
シーンを細かく振り返る。
パティの好きな食べ物を聞く。チョコレートミント味のアイスだそうだ。
アイスを食うシーンから始めた。
パティ「アイスにもっと集中して。Doing と Enjoing and believing は違う。Social Maskを外して。Little boy loving ice creamになって」
アイスを食う。集中する。共演者が入ってくる。ダイエットしているのにアイスをそんなに食べてていいのか、と。妻か友人か、定かではない。
パティ「ポジティブにかかわろう。そして、アイスにもっと集中して。目が泳いでる。不安にかられ、アイスに集中せずに次の展開や次に起こることを探している。ただのActionをやっているからActionで返され、Argumentになる。そういうシーンがあってもいいし、そうなってしまうのは自然なこと。しかし、PersonalなことをやっているとPersonalで返してくれて、そこにストーリーが生まれる。」
おっしゃる通りである。
アイスを食う。集中する。冷たさ、味、ミントとチョコレートの香りを楽しむ。
共演者が胃として話す。おいしいものを食べてくれてありがとう、と。じゃあ酒はどうか? と角瓶を見せる。胃は驚き、体に悪いからやめろと唸る。私はあたたかいお茶を飲む。
パティ「起こったことをキャンセルしている。次にどうしたらいいかわからないので、お茶で問題をなかったことにしようとしている。Uncontrolな状態になったときに、step to safe にしない。step to riskyに。」
おっしゃる通りである。
角瓶を見せる。胃はストライキを起こす。私は激痛にのたうち回る。次にどうなるかわからない。懇願して元に戻そうとするが、さっきと同じである。逆バイアスをかけて、角瓶を飲む。
ここから先はあまり覚えていない。覚えていないのでいいシーンだったのかもしれない。だいたい、いいシーンをしたねと言われたときは覚えていないことが多い。今回はどうだろう。でも後悔がすごいので納得いく出来ではなかっただろう。
たぶん、体がボロボロになり、それでもなお胃や肺、肝臓は俺を愛してくれているという感じだったと思う。そこで「アルコールに逃げるのか、それとも我々の愛を受け入れて生き方を変えるのか」と迫る。「酒が飲めないんなら、死んだ方がマシだ」と言ったことは覚えている。そしてすぐに「違う、そうじゃない、生きたい」と自分で引き戻した。まあ素直っちゃ素直だが、またSafeにStep Backした感はある。
結局、酒をやめる方向に決断していくのだが、本当にそんなことができるのか、酒をやめるなんてのは嫌だ、みたいな気持ちもずっとあった。これは人間臭くていい気がする。
ここでシーンが終わる。
パティからさまざまなフィードバックがあった。
- 主人公が決断するために、決断の材料となるオファーを積んでいくといい。
- (ステイクスのことを言ってるんだと思う)
- 決断させるためのオファーとして、これまで出てきていない人を出してしまうことがよくある。たとえば今回で言えば医者とか。でも、医者が誰でどういうことをやろうとしてるのかという説明が必要になってくるので、決断が遅れていく。臓器であれば胃と並列であるため、あまり説明は必要ない。可能性の円の中にじゅうぶん存在している。
- 今、何が起こっているか。Beautiful Diamondはあるか。今に集中していれば見つかる。見つからないときは、Platformができていない、Offerに十分に目を向けられていない、心配・パニック・恐怖で今ではなく先を見ようとしている。
- インプロを一言で言うのは難しいが、paying attention to what is happening, allow me by the situation, be present, be patient (ほかにもいろいろ言ってたがシーン後の落ち込みで聞いてなかった。Be present してねえ笑)
- 求められることは社会と逆
- Odd Stuffを見つけよう
- Beginner向けのように、ただ楽しく走り回るようなワークではないが、次の課題を見つけるために必要なことをやっている
受講してみて
課題はやはり、人への興味。人を尊敬というか、すげえなと思うことはできるが、細やかに興味を持つというのが苦手。ラベリングせず物体を見る練習するか。頭おかしくなりそうになるが。
コメント
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